iPhoneをiCloudでバックアップしようとしても、「最後に行ったバックアップを完了できませんでした。」と表示されて、バックアップが出来ない時があります。
何度やっても同じ結果になってしまう時は、「もうパソコンのiTunesに接続してバックアップするしかなくなったのかな?」なんて心配になったりもします。
けれど、いくつかある対処方法で解決出来る場合もあります。
今回は「最後に行ったバックアップを完了できませんでした。」と出て、iCloudでバックアップがうまくいかなかった場合の対処方法を紹介したいと思います。
対処方法1 何はともあれ再起動
何はともあれiPhoneが不調に陥った時は、一旦再起動を試してみるところから始まります。
- iPhoneのスリープボタンとホームボタン(iPhone 7/7 Plusの場合はスリープボタンと音量マイナスボタン)を、アップルのロゴマークが出るまで同時に押し続け、iPhoneを再起動します。
- iPhoneが再起動されたら、iPhoneの「設定」→「iCloud」→「バックアップ」から、「今すぐバックアップを作成」を試してみましょう。
対処方法2 iCloudをサインアウト・再サインインしてみる
iCloudアカウントに関する不具合が発生した時に、一旦iCloudアカウントからサインアウトして、再サインインしてみることで、iCloudアカウントに関する不具合が解消されることがあります。
1.iPhoneの「設定」→「iCloud」の最下部に画面をスクロールし、「サインアウト」をタップし、iCloudからサインアウトします。
- 「本当に続けますか?」と出ますが、「iPhoneから削除」を選択して続けます。
- 「iPhoneにあるiCloudのデータをどうしますか?」と聞かれて、「iPhoneに残す」「iPhoneから削除」のどちらでもいいのですが、ここでは「iPhoneに残す」を選択します。
- iPhoneの「設定」→「iCloud」を開き、iCloudにサインインします。
- iPhoneの「設定」→「iCloud」→「バックアップ」から、「今すぐバックアップを作成」を試してみましょう。
対処方法3 ネットワーク設定をリセットしてみる
Wi-Fiなどネットワークに関する不具合が生じた時に、ネットワークの設定を一度リセットしてみることで、ネットワークに関する不具合が解消される場合があります。
1.iPhoneの「設定]→「一般」→「リセット」の「ネットワーク設定をリセット」をタップします。
- 「ネットワーク設定をリセット」をタップ。
- iPhoneが再起動されたら、iPhoneの「設定」→「Wi-Fi」から新たにWi-Fi接続を行って下さい。
「パスワード」はルーターに書かれてあるものなどを参照して下さいね!
- Wi-Fiに繋がったら、iPhoneの「設定」→「iCloud」→「バックアップ」から、「今すぐバックアップを作成」を試してみましょう。
また、同じWi-Fiネットワークに繋いでも改善しない場合、別のWi-Fiに繋ぐ事で解消される場合もありますので、試してみてくださいね!
対処方法4 iCloudのバックアップを削除してみる
最後は、iCloudにあるバックアップを削除してみる方法です。
ここまでの対処方法でも相変わらずiCloudにバックアップ出来なかった場合でも、この方法でかなりの確率でiCloudにバックアップが取れるようになります。
iCloudの空き容量が少ない場合にも有効な手段になります。
これまでのiCloud上のバックアップが無くなってしまいますので、心配な方はパソコンのiTunesで一度バックアップを取っておいてからこの手順を始めることをお勧めします。
- iPhoneの「設定」→「iCloud」→「容量」→「ストレージ管理」→「このiPhone」を開き、画面下部にある「バックアップを削除」をタップします。
- 「iCloudからバックアップデータを全て削除しますか?」と聞かれるので、「オフにして削除」をタップ。
- iPhoneの「設定」→「iCloud」→「バックアップ」から、「今すぐバックアップを作成」を試してみましょう。
まとめ
以上が、iCloudのバックアップ時に「最後に行ったバックアップを完了できませんでした」と出た時の4つの対処方法でした。
この4つの方法で必ずしも解決出来るとはいいきれませんが、特に4番目の対処方法で解決する場合が多いようです。
iCloudのバックアップに困った時は、一度試してみて下さいね!
それではみなさん、良いiPhone LIFEを!(^o^)丿