アップルは、iOSのメジャーアップデートを行う前に、度々その発表を行うのですが、iOS 11.3の発表を正式に行いました。iOS 11.3の正式リリースは今春の予定。
Apple previews iOS 11.3 – Apple
iOS 11.3の主なアプデ内容
主なアプデ内容は、AR機能の強化や、4種類のアニ文字の追加、ヘルスケアアプリの強化など。
わざわざリリースを前にプレビューを行うほどのアプデ内容かな?とも思いましたが、iOS 11.3にはもう一つ大切なアップデートがありました。
バッテリー問題に関するアップデート
iOS 11.3では、古いバッテリーを持つiPhoneの性能劣化に対するアップデートも施されるようです。
iOS 11.3には、バッテリーの状態を表示する新しい機能が追加され、その機能は、iPhoneの「設定」→「バッテリー」にあり、iPhone 6以降の端末で利用することができます。バッテリーの修理が必要なiPhoneに推奨される機能です。
iOS 10.2.1より、古くなったバッテリーを搭載したiPhoneが、予期しないシャットダウンをするのを防ぐために、悲しくもパフォーマンスが制限されるというアップデートとなってしまったのですが、その管理機能がオンになっているかどうかを確認できるようになったとのこと。
パフォーマンス低下の対象となっている機種は、iPhone SE、iPhone 6、iPhone 6 Plus、iPhone 6s、iPhone 6s Plus、iPhone 7、iPhone 7 Plusで、iOS 11.3のベータ版からその機能が提供される予定だそうです。
ただ、パフォーマンス低下の機能がオンになっているかどうかを確認するだけで、そのパフォーマンス低下を解除することはできないのでしょうか?
その辺りの発表はないので分かりませんが、恐らく、パフォーマンス低下をオフにする機能はなく、バッテリー交換の必要がある場合は、警告が表示されるのみとなりそうです。
せっかくなら、どの程度シャットダウンの可能性があるのか分からないので、機能制限をオフにする機能も欲しかったですね!
ちなみに、バッテリー交換の対象となった端末は、2018年いっぱいまで、通常ならバッテリー交換に8,800円の料金がかかるところを、5,600円減額し、3,200円でバッテリーの交換ができます。
年末なればなるほど締切に近づくので、順番待ちやバッテリーの供給不足が心配されるので、バッテリー劣化で機能制限をかけられた人は、気になった時にバッテリー交換するのがいいかもしれません。
バッテリー交換により、機能制限が解除され、iPhoneの処理速度が速くなった!という報告もありますよ。
それではみなさん、良いiPhone LIFEを!