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【iPhone7、7 Plus】下部の穴はステレオスピーカーじゃなかったという衝撃!!?

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左側の穴から音は出ていなかった

ワタシはずっと勘違いしていました。

iPhone 7とiPhone 7 PlusからはiPhoneもステレオスピーカーになったということは知っていたのですが、それ以前のiPhoneのヘッドフォンジャックがあった場所に空いている穴が、もうひとつのスピーカーになったのだと思っていたのです。

しかしよく音を聞いてみると、その穴から音は出ていないのです(厳密には少量の音が漏れていますが)。

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iPhone下部の右側の穴からは音は出ているので、右側の穴は確かにスピーカーなのでしょうが、左側の穴から音は出ていません。

では、「スレテオスピーカー」を謳うiPhone 7のもう一つのスピーカーは一体どにあるのでしょうか?

まさか、右側に空いている8個の穴の、右側4個と左側4個の左右でステレオスピーカー・・・というわけではないでしょう(^_^;)

もう一つのスピーカー

答えはここにありました。

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とても意外でした。

電話で話す時に相手の声を聞いていた「レシーバー」部分がもう一つのスピーカーだったのです。

そういえば写真やスクリーンショットを撮った時に、iPhoneの前面から「カシャッ♪」と、やけに大きな音が鳴るななぁと思っていたのです。

このスピーカーがその原因だったのですね。

ステレオスピーカーって音が上と下から?

と、ここで気になる点が一つ。

iPhone 7 Plusのステレオスピーカーって、上と下から音が出るステレオスピーカーなの?ということです(^_^;)

ステレオスピーカーといえば。通常左右から音が出るものなのではないのでしょうか?

いえ、それには解決方法がありました。

じゃ〜ん。

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iPhoneを横向きに置けばいいのです!(^_^;)

これで、左右のスピーカーから音を聞けるわけですが、ここで気になる点がもう一つ。

iPhoneを画像のように倒すと、左側のスピーカーからは前面に音が出てくるのですが、右側のスピーカーの音は、横に抜けてしまうのではないかという気がします・・・。

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音の向きを解決するiPhoneケース

そこでここにきて、ワタシが使っているiPhoneカバーの仕様が役になってるのかなぁ?と感じました。

そのiPhoneケースはSpigen社の「スリム・アーマー」というケースです。

ケースの下部スピーカーを覆う部分の穴が前面に空いていて、スピーカーの音も、iPhoneの前面から出てくるように工夫して設計されているのです。

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このケースについて詳しくは、過去にも記事を書いているので、もしよかったらご覧ください。 https://www.ringocatnote.com/entry/myiphone7plus_casewww.ringocatnote.com

左側の穴の正体

では、左側の穴は一体なんだったのか?

調べてみると、ただ単にデザイン的に左右対称に合わせておいた方がキレイでいいんからなんじゃないか?という見解も見受けられましたが、どうやらそれは違うようです。

答えはiFixitというサイトが、iPhone 7を分解した時の記事(^_^;)に書かれてありました。

iPhone 7 Plusの分解 – iFixit

左側のスピーカーだと思われていた部分の分解画像がこれになります。

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出典:jp.ifixit.com

その部分には、黒いプラスチックが配置されていたそうです。

Appleの見解によれば、このプラスチックは「気圧ベント」とのこと。

iPhone 7から、iPhoneは耐水防塵仕様になっているのですが、そうすると気密性が高くなるので、iPhoneの内部と外部の気圧を調整する役割を果たしているそうです。

とても重要な役割を果たしている穴だったんですね。

また、画像で見ると、気圧ベントの上には、iPhone 7のホームボタンの「触覚」を刺激する「タプティックエンジン」と呼ばれる装置も埋め込まれています。

iPhone 7からヘッドフォンジャックを廃止した理由は、上記の2つの装置の設置のためだったのかもしれません。

それにしても、iPhoneを分解してしまうサイトには驚きました!(^_^;)

Appleのホームページを確認

Appleのホームページの、iPhone 7とiPhone 7 Plusの仕様のページにも、2つのステレオスピーカーが下記のようにしっかり記載されていました。

当たり前ですが、iPhone下部の左側の穴にはスピーカーと記載されていませんね。

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出典: iPhone 7 – 仕様 – Apple(日本)

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出典: iPhone 7 – 仕様 – Apple(日本)

 まとめ

きっと多くの人が、iPhone下部の左右の穴でステレオスピーカーだと思ったのではないでしょうか。

しかし、左側の穴は気密性の高いiPhone 7とiPhone 7 Plusでは、気圧を調整する気圧ベントとして機能していました。

また、ホームボタンの触覚を伝えるタプティックエンジンも配置されていました。

左側の穴をスピーカーにしなかった理由であったのかもしれません。

それにしても、iPhoneを普通に持った状態では上下にスピーカーが配置されていて、横に倒して左右のステレオスピーカーになるとは・・・全く意外でした!

 

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この記事を書いた人

ringocatのアバター ringocat いつか猫になる人

大好きなアップルと大好きな猫を掛け合わせた名前のワタシ ringocat 。アップル歴約30年で、元はとある職人でした。猫命の妻と2人暮らし。
夢は猫と一緒に暮らせる家に引っ越すことでしたが、2019年7月、家の前で怪我をしていた猫を保護することとなり、現在は猫と一緒に暮らせる一軒家へ引っ越し。猫も3匹に増えました!
当サイトでは、アップル関連とガジェット関連の記事をUPしていきます。

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