Macに「elmo」をインストールする方法

Macに将棋ソフト「elmo(エルモ)」をインストールすることに成功したので、以下にその方法を残しておきます。

実は詳しいことはよく分かっていないので、もしかしたら、間違っている表現などあるかもしれませんが、ご了承下さい。

コメントなどでご指導頂ければと思いますm( )m

また、「以下の方法でMacにelmoをインストールして遊ぶことができたよ!」という人も、一言コメントを頂けると筆者は小躍りして喜びます(笑)

ワタシのelmoインストール環境

今回elmoのインストールを行った環境は以下。

MacBook Pro 2017

macOS High Sierra 10.13.2

コマンドラインツールのインストール

まずはじめに、Macの「コマンドラインツール」というものをインストールし、Macでgccコマンドとg++コマンドを利用できるようにしておく必要があるそう。

その方法は、Macの「Finder」のメニューの「移動」→「アプリケーション」→「ユーティリティー」→ 「ターミナル」を起動し、コマンドラインに「gcc」と入力しenter。

$ gcc

以下のようなウインドウが現れるので、「インストール」をクリック。

「同意する」をクリック。

上記の方法でコマンドラインツールがインストールされたら、ターミナルに「g++ -v」と入力しenter。

次のような画面が出ればOK。

$ g++ -v
Configured with: --prefix=/Library/Developer/CommandLineTools/usr --with-gxx-include-dir=/usr/include/c++/4.2.1
Apple LLVM version 9.0.0 (clang-900.0.39.2)
Target: x86_64-apple-darwin17.3.0
Thread model: posix
InstalledDir: /Library/Developer/CommandLineTools/usr/bin

やねうら王のダウンロード

以下のコマンドで「やねうら王」をダウンロードし、インストールする。

ターミナルに下記を入力しenter。

$ git clone https://github.com/yaneurao/YaneuraOu.git

「YaneuraOu」というフォルダが「ユーザ/ユーザ名フォルダ/」にインストールされる。

ユーザフォルダの開き方は、「Finder」のメニューの「移動」→「コンピュータ」から開いていく。

コンパイラの変更

「Makefile」をテキストエディタで編集し、コンパイラをclang++からg++に変更する。

「ユーザ/ユーザ名/YaneuraOu/source/」フォルダ内の「Makefile」をダブルクリックで開く。

下記の部分を書き換え、上書き保存する。

※もしも、元から書き換え後になっていれば、書き換えは不要。

Makefile書き換え前

# clangでコンパイルしたほうがgccより数%速いっぽい。
#COMPILER = g++
COMPILER = clang++

Makefile書き換え後

# clangでコンパイルしたほうがgccより数%速いっぽい。
COMPILER = g++
#COMPILER = clang++

やねうら王をビルドする

↓ターミナルでcdコマンドを使い「source」フォルダに移動。

$ cd YaneuraOu/source/

↓makeコマンドでやねうら王のエンジンをビルド。

$ make avx2

「avx2」部分は、CPUに合わせて変える必要があるよう。

使えるコマンドは、avx512、avx2、sse42、sse41、sse2、nosse。

「YaneuraOu/source/extra」フォルダ内の「config.h」ファイルによると、Haswell以降のCPUはavx2を指定するそうだが、どれを使ったらいいか分からない場合は、「$ make avx2」からはじめてみて、エラーが出ずにツラツラとビルドがはじまればOK。

エラーが返された場合は、「$ make sse42」、「$ make sse41」、「$ make sse2」と、順にコマンドを変えて入れてみる。

その時に、avx2以外のコマンドを使う場合は、「YaneuraOu/source/extra/」フォルダ内にある「config.h」ファイルをダブルクリックで開き、下記部分の使用するmakeコマンドの前の部分の「//」を削除し、使用しないmakeコマンドの前に「//」を付け、保存する。

config.h

// ターゲットCPUのところだけdefineしてください。(残りは自動的にdefineされます。)
 
//#define USE_AVX512
#define USE_AVX2
//#define USE_SSE42
//#define USE_SSE41
//#define USE_SSE2
//#define NO_SSE

やねうら王の動作の確認

エラーが返されずにビルドが成功したら、下記コマンドで動作を確認してみる。

ターミナルに「./YaneuraOu-by-gcc」と入力しenter。

次の行に「usi」と入力しenter。

$ ./YaneuraOu-by-gcc
usi

ツラツラとメッセージが出てきて、最後に「usiok」と出ていればOK。

ターミナルに「quit」と入力しenter。

quit

フォルダの作成とファイルの移動

「cd」コマンドでYaneuraOuフォルダに戻る。

$ cd ..

次のコマンドで「YaneuraOu」フォルダ内に「exe」というフォルダを作り、その中に「2017Early」というフォルダを作り、その中に「book」と「eval」というフォルダを作る。

$ mkdir -p exe/2017Early/{book,eval}

次のコマンドで「source」フォルダ内にビルドされた「YaneuraOu-by-gcc exe」ファイルを「exe/2017Early/」フォルダに移動する。

$ mv source/YaneuraOu-by-gcc exe/2017Early/

elmoの導入

elmo.shogi.zip – Google ドライブ」の画面右上の矢印アイコンから、elmoのバイナリファイルをダウンロードて、ダブルクリックで解凍。

デスクトップ上で、解凍したフォルダ「elmo.shogi」の中の「book/yaneura_format/」フォルダにある「standard_book.db」ファイルを、先程作成した「ユーザ名/YaneuraOu/exe/2017Early/book/」フォルダ内に移動する。

「elmo.shogi/eval/」フォルダ内の3つのファイルを、「ユーザ名/YaneuraOu/exe/2017Early/eval」フォルダ内に移動する。

「YaneuraOu/exe/」フォルダの階層が以下のようになっていればOK。

elmoの動作の確認

ファイルの配置がよければ、ターミナルでcdコマンドで「exe/2017Early/」フォルダに移動し、動作を確認する。

$ cd exe/2017Early/
$ ./YaneuraOu-by-gcc
usi

usiokと出た後に、以下のコマンドを入力。

isready

下記のようなメッセージが出ればOK。

info string Eval Check Sum = c9e81cef72b , Eval File = elmo(WCSC27)
readyok

quitでコマンドを終了。

quit

将棋ぶらうざQの導入

将棋ぶらうざQ」の公式ホームページより、「Mac OS X 版」をダウンロードし、ダブルクリックで解凍。

解凍したフォルダ内の「SbrowserQ_Bundle_Java8.app」をMacの「ユーザ名/アプリケーション/」フォルダに移動する。

「SbrowserQ_Bundle_Java8.app」の”初回の起動の時のみ”、controlキーを押しながら起動。

警告が出るので、「開く」をクリックして開く(次回からは普通に起動して警告はでない)。

将棋ぶらうざQのメニューの「設定」→「将棋エンジン設定…」を選択。

追加をクリック。

「ファイル」をクリックし、「ユーザ名/YaneuraOu/exe/2017Early」フォルダの「YaneuraOu-by-gcc」ファイルを「Open」し、「追加」をクリック。

以上で、将棋ソフト「elmo」との対局や棋譜解析を行うことが可能となりました。

elmoとの対局

このままelmoと対局する場合は、将棋ぶらうざQのメニューの「対局」から「新規対局開始…」を選択。

「エンジン」に「YaneuraOu 2017」を選択すればOK。

解析ウインドウが表示されない場合

ワタシのMacはMacBook Pro 13インチで、モニタが小さく、将棋ぶらうざQの下段に表示されるはずの解析ウインドウがほぼ表示されていません。

これを解決するには、将棋盤の表示を小さくして、ウインドウの枠を大きくします。

将棋盤の表示を小さくするには、将棋ぶらうざQの画面左側のアイコンメニューの「ー」マークを何度かクリックして、将棋盤を任意の大きさに変えます。

将棋ぶらうざQのウインドウの端をドラッグしてウインドウを大きくする。

将棋ブラウザQのウインドウの下段に、解析ウインドウが表示されました。

まとめ

ターミナルコマンドなどの詳しいところまでは理解していないのですが、とりあえずMacにelmoをインストールして遊ぶことができたので、ログに残してみました。

よければ参考にしてみてください。

また、今回のelmo導入にあたって、参考にさせて頂いたサイトです。

Command Line Toolsだけインストールする方法 – Qiita

Macでelmoを使ってみた – Qiita

それではみなさん、良い将棋 LIFEを!(^_^)/

関連記事

www.ringocatnote.com

 

13 Comments

ryo

初めて挑戦して無事起動しました。
コピー後のフォルダの画像が載っていたので
迷子にならずできました。
ありがとうございます。

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ringocat

ryo 様
インストールおめでとうございます!!
ワタシも喜んでおります!(^o^)

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れいえす

ringocat様のおかげで我が家のiMacにもelmoと技巧が導入できました。
ありがとうございます。技巧の方が少し苦労しましたが(諦め掛けた時にCXX = g++-7の7を8に変えたら出来ました←当てずっぽうです)。
コマンドのコピペで乗り切れる親切な解説、本当にありがとうございました。
息子と二人で楽しみたいと思います。

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ringocat

れいえす 様
elmoの導入おめでとうございます!
今度、記事を書き換えておきます!
ご報告ありがとうございます!!

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とっと

今更ですがなんとかelmoを導入することができました。
感謝の気持ちでいっぱいです。
「cd」コマンドでYaneuraOuフォルダに戻る。
$ cd ..
この部分で少し苦労しましたが他のところはスムーズに行きました。

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ringocat

匿名 様
サイトの訪問とコメントありがとうございます!
無事、解析を使えるようになったのことで良かったです(^_^)/

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匿名

他のサイトを見てもよく分からず諦めかけていましたが、ringocat様の丁寧な説明のおかげで自分のMacBookでも解析出来るようになりました。
本当にありがとうございます。

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ringocat

匿名希望 様
サイトの訪問とコメント、ありがとうございます!
導入ができたとのことで良かったです!
週末、ゆっくり楽しんで下さいね!(^_^)

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匿名希望

自分もこのサイトのお陰でやっとmacで将棋の解析出来るようになりました。
本当に感謝です。ありがとうございました。

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ringocat

minna 様
サイトの訪問とコメント、ありがとうございます!
週末の喜びと合わせて、ワタシも喜んでおります!\(^o^)/

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minna

私もこのサイトを見てサクッとできました!
とても分かりやすいです、ありがとうございます!

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ringocat

匿名 様
サイトの訪問とコメントありがとうございます!
無事に導入できたとのことで良かったです!
ワタシも足をジタバタし喜んでおります!w

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匿名

ほかのサイトじゃできませんでしたがringocatさんの説明が分かりやすくて導入出来ました!
有難うございます.

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