最新のmacOS Sierra 10.12.4では、iOSではお馴染みの「Night Shift」が利用できるようになりました。
Night Shift機能を使うと、ディスプレイから発せられるブルーライトを軽減することができ、睡眠前の夜でも、目や脳に優しい環境でMacを使う事ができるようになります。
しかし、macOS Sierraがサポート対象外となってしまったMacに、パッチツールを使ってSierraをインストールしても(サポート対象外のMacにmacOS Sierraをインストールした【iMac Early 2008 】 – ringocat note)、デフォルトではNight Shift機能を使うことができません。
今回は、そんなサポート対象外となってしまったMacに、macOS Sierraをインストールした後に、Night Shiftを有効にする方法を紹介したいと思います。
macOS Sierraのインストールとアップデート
macOS Sierraがサポート対象外となってしまったMacで、Night Shiftを有効にするには、パッチツールを使って、macOS Sierra 10.12.4以上がインストールしてある必要があります。
macOS Sierraをインストールする方法は、「サポート対象外のMacにmacOS Sierraをインストールした【iMac Early 2008 】 – ringocat note」を参考にしてみてください。
また、macOS Sierra 10.12.4にアップデートしてある必要があるので、Sierraをアップデートするには、「サポート対象外のMacの【macOS Sierra】をアップデートする方法 – ringocat note」を参考にしてみてください。
NightEnabler
macOS Sierra 10.12.4以上をインストール後、サポート対象外となってしまったMacでNight Shiftを有効にするには、「NightEnabler」というアプリを使います。
NightEnablerのダウンロード
「NightEnabler」のダウンロードは「macOS 10.12 Sierra Unsupported Macs Thread | Page 181 | MacRumors Forums」から行うことができます。
NightEnablerの起動
ダウンロードしたzipファイルをダブルクリックで解凍して、「NightEnabler.app」を起動します。※NightEnabler.appが左ダブルクリックで開けない場合は、「右クリックの開く」から開いて下さい。
Patchを当てる
NightEnabulerを起動すると、下記の画面が表示されますので、「Patch System」をクリックします。
Macの再起動
Rebootをクリックして、Macを再起動します。
Night Shiftの設定
Macが再起動されたら、Macの「環境設定」の「ディスプレイ」を開きます。
ディスプレイの設定項目に「Night Shift」が追加されているので、下記でNight Shiftの設定を行いましょう。
ちなみに、スケジュールを「カスタム」に設定し、開始時間を「2:00」、終了時間を「1:59」に設定すると、ほぼ一日中Night Shiftが有効とすることもできますよ。
色温度は好みの明るさに設定すれば良いでしょう。
ちなみにワタシはこの設定でMacもiPhoneも使っています。
NightEnablerのアンインストール
NightEnablerをアンインストールするには、MacにNightEnablerのパッチが適用されている状態で、NightEnablerを起動します。
下記のウインドウが表示されますので、「Remove Patch」をクリックするだけでOKです。
まとめ
macOS Sierraがサポート対象外となってしまったMacでも、上記の方法でmacOSの最新の機能である「Night Shift」機能を利用することができるようになります。
自分なりの設定で、睡眠前の夜でも目や脳に優しい上手なMacの使い方をしてみてくださいね!
それではみなさん、良いMacLIFEを!(^_^)/
サイコマック 様
サイトの訪問とコメント、ありがとうございます!
Night Shiftが使えるようになったとのことでよかったです(^_^)
こんばんは!サイコマック管理人です。
うちのMac mini(2010)もNight Shift対象外で諦めてましたが、ringocatさんの記事を読んでトライしたところ見事使えるようになりました!
役立つ情報ありがとうございました!