早くもiPhone 7の分解を伝えているサイトがあります。
iFixitが早速iPhone 7 Plusを分解。デカいTaptic Engineにデュアルカメラ、バッテリーもやや巨大化 – Engadget 日本版
今までイヤフォンジャックがあった場所には、ホームボタンや触覚の振動を伝える「振動発生装置」が置かれているそうです。
ホームボタンは物理的なボタンではなくて、振動で再現されていたのですね。
ワタシが以前に書いた記事
【iPhone 7 Plus】新しくなったホームボタンの設定 – ringocat note
の中で、「ホームボタンの深さを設定する事が出来る」と書いていたのですが、正しくは、ホームボタンの深さではなく、振動の感触の調節だったんですね。
それにしても、振動によってあたかもホームボタンを押しているかのような感覚を得られる、絶妙な技術に感服します。
ところで、ホームボタンを押した感覚は振動発生装置によって再現されているので、iPhoneの電源を切った状態では、ホームボタンを押しても、振動も、押した感覚もなく、また、静電気が発生しない指先の爪だけでホームボタンを押してもボタンは押せず、ホームボタンが物理的なボタンではない事に気付かされます。
また、そうしてホームボタンが物理的なボタンではない事の確認をしなければ、ホームボタンはあたかも物理的なボタンであるかのように感じられてしまうくらい、振動装置で再現される触覚は自然です。